かつログ

日記、読んだ本の感想や興味のあった記事まとめなどのんびりまとめていきます。

インプットとアウトプット

今日は、インプットとアウトプットについて考えてみようと思う。

インプットとアウトプットを簡単に図示すると下記のようになる。

スライド1

個人は、外部からの情報を五感を使い、自分の中へ取り込んでいく。

そして、自分を媒介にして外部へ排出していく。

この構図は、他のところでもよく見かける構図である。

それは、特に一般企業の活動である。それを図示したのが、下記の図である。

スライド2

企業の場合、インプットは、経営資源である「人、モノ、カネ」が当てはまるだろう。

これらの資源を元に、企業は営業活動を通じて、ユーザーに対して、製品あるいは、サービスをアウトプットとして提供している。

そして、企業の場合、その存在目的は、利益の追求である。したがって、企業がアウトプットした製品、サービス

に対する対価は、必ずアウトプットより大きくなくてはならない。

スライド3

そして、企業はその対価として得た資金をまた資源である「人、モノ、カネ」に投資するのである。

これらの一連の流れをまとめると下記の図の通りである。

スライド4

企業の場合、その目的が「利益の追求」である為、このサイクルを回し続けることが、企業としての使命といっていいだろう。

だが、はじめに戻って一個人の場合は、どうなのだろうか?

スライド5

個人の目的が、何かを得ることであるとするのであれば、

インプットよりもアウトプットの総量を増やし、アウトプットの対価として『モノ』(例えば、賃金、地位、名声など)を手に入れるだろう。これにおいて、インプット<アウトプットにするためには、それぞれの表現力そして思考力が重要な要素といえるはずだ。

そして、アウトプットの対価として得た『モノ』からさらにインプットへ振り向けるには、計画力、実行力が求められる。

だが、そもそも個人として得たい『モノ』がない(欲求がない)場合は、人はどうするのだろうか??

これに関して、今『暇と退屈の倫理学』という本を読んでいるのだが、この本が今自分が考えていることの

ヒントを与えれてくれることを願う。

読了後に、もう一度この疑問に対する自分の結論を出してみるつもりだ。